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潜在性甲状腺ホルモン機能低下症は副腎疲労が原因で不妊になるわけ

副腎は、ストレスがあるとコルチゾールをたくさん出してしまう臓器。
コルチゾールが過剰に出ると甲状腺ホルモンが低下し、性ホルモンへの影響が起こります。

今回は、副腎疲労と甲状腺の関係と不妊についてお話します

甲状腺ホルモンって何?


甲状腺はのどぼとけのすぐ下にある蝶が羽を広げたような形で器官を包み込むようについています。
甲状腺ホルモンは、おもに海藻に含まれているヨウ素を材料にして作られています。

甲状腺ホルモンのはたらき

甲状腺ホルモンは、若返りホルモンとも言われていて、体の働きを活性化してくれる大切なホルモンです。
その働きは
・新陳代謝を促進作用
・思考の活性化や胎児の脳の発育
・心臓にの心拍数・心拍出量を調節
・たんぱく質や脂質、炭水化物の代謝への作用
・筋肉の維持や強化
・軟骨や骨を作り子どもの成長を促進
などです。

甲状腺の役割

この甲状腺ホルモンは血液中でほぼ一定に維持するしくみがあります。
脳の視床下部から分泌される甲状腺刺激ホルモン(TSH)は甲状腺を刺激します。そうすると甲状腺から甲状腺ホルモンのサイロキシンT4が主に作られ分泌します。そして、肝臓や腎臓などでサイロキシンT4からトリヨードサイロニンT3に変換されることによって標的細胞に行きます。

分子栄養学的甲状腺ホルモンの健康値

不妊治療をするときには、甲状腺ホルモンも必ず測るようになっていますね。
病院によってその妊娠に影響する基準値は違うようです。分子栄養学的には
TSH 1.0
T3 3
T4 1.5
としています。
TSHが高くて、T3とT4が正常な人を潜在性甲状腺機能低下症と言います。分子栄養学的にTSHが2.0以上になると甲状腺機能低下の症状が出ていることが多いので、甲状腺機能を正常に戻すことを考えます。

副腎疲労が何故甲状腺ホルモンを低下させてしまうのか


甲状腺機能が低下する理由はいくつかあります。
① T4からT3に変換するときにストレスが多いなど副腎疲労があるとうまく変換できなくなり、リバースT3に変換されてしまいます。リバースT3は甲状腺ホルモンではない偽物なのですが、血液検査では、リバースT3もT3として検査が出てしまいますので、「異常なし」になってしまうのです。
② T3とT4が下がらなくてもTSHが上がってしまうこともあります。
③ 困ったことに標的細胞にはフィードバック機能がないので、体温が下がってもミトコンドリアの機能が落ちても、甲状腺の受容体の働きが悪くてもフィードバックしてくれないのです。

甲状腺機能低下症の症状

甲状腺機能の低下があるかどうかチェックしてみましょう。

・むくみ(圧迫しても凹まない)
・便秘
・皮膚の乾燥
・汗をかかない
・髪の毛が抜ける
・寒がり
・食欲がないのに体重増加
・脈が遅くなる
・無気力
・筋力の低下
・ひどい肩こり

甲状腺ホルモンが低下すると何故不妊になるのか

ホルモンには相互作用があり、甲状腺機能が低下すると高プロラクチン血症を起こします。プロラクチンも下垂体から出るホルモンで母乳分泌に重要なホルモンです。プロラクチンが高くなると卵巣からの女性ホルモンの分泌を抑制してしまい、ホルモンバランスを崩します。そうすると、月経不順や排卵障害により不妊症の原因にもなったりします。

甲状腺機能低下症を改善するにはどうしたらいいの?

甲状腺が低下する原因にはコルチゾールが関わっていることをお話しました。まずは、副腎疲労を第一優先で改善していくことが大切です。
コルチゾールはストレスでたくさん出てしまいますので、できるだけストレスのない生活をする、ストレスがあるのであればそのストレスの原因を取る。自分に合ったリラックス方法を探していくことから始めましょう。

いかがでしたでしょうか。副腎疲労があるとホルモンの相互作用で甲状腺機能低下が低下し不妊につながってしまうのです。甲状腺や性ホルモンの状態を改善する前にストレスとサヨナラさせる方法を見つけて妊活をしましょう。

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