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妊活を考えたら亜鉛不足を解消しなければならないわけ

この記事の監修ドクター:宮澤医院 宮澤賢史先生
これといった理由がないのにすごくイライラする、ちょっとしたことで彼を怒鳴ってしまった、なんだか腹が立つなどの症状がありませんか?
日ごろからすぐに不機嫌になるけれど、生理前や生理中は特にひどかったりしませんか?
それが当たり前だと諦めていませんか?

それは銅過剰による亜鉛不足かもしれません。亜鉛不足は、月経前のイライラだけでなく、腸内環境を悪くさせてしまったり、不妊の原因にもなるほど大切なものです。

亜鉛不足だなと感じたら、是非参考にしてください。

亜鉛不足症状のチェックリスト

常に亜鉛不足だとそれが当たり前になってしまっていて気が付かないものです。
亜鉛は女性ホルモンの分泌を安定させ、お肌をキレイに保つ、カラダのデトックス作用もあります。
・慢性的な疲労感
・ストレスを感じやすい
・イライラしやすい
・情緒不安定
・うつ症状
・記憶障害
・生理前症候群
・月経異常、排卵異常
・皮膚疾患
・お肌のトラブル
・傷の治りが遅い
・風邪をひきやすい
・食欲不振
・アルコールを飲む
・加工食品やファーストフードを多く食べる
・脱毛
・爪の変形・変色
・味覚障害

亜鉛のはたらき


亜鉛不足の症状を見てわかるように、カラダのいろんなところに影響しています。
亜鉛は、鉄の次に含有量が多い微量元素と言われています。体内に2gしか存在しませんが、筋肉に60%、骨に25%、その他皮膚、肝臓、腎臓、脳、血液中、前立腺などにある成分です。亜鉛は、300種類以上のたんぱく質の合成に関わる酵素の材料として使われています。

細胞分裂を盛んにすることが妊活には大切なこと

細胞分裂が盛んなところは、生殖器官(精巣・卵巣)、骨髄、粘膜、皮膚、毛髪、爪です。
傷の治りが遅くなったなと感じたら細胞分裂が遅くなっているということになります。
女性の場合には、卵子に亜鉛が豊富に含まれています。亜鉛は、排卵や着床に関与する性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)、甲状腺ホルモンやインスリンなど合成に使われますので、亜鉛不足になれば不妊症にもつながります。
亜鉛は、妊活に必要なだけでなく妊娠をした場合には、受精卵がものすごいスピードで細胞分裂を繰り返しながら着床して赤ちゃんになるために必要ですし、妊娠後期には、亜鉛不足により赤ちゃんの低体重・低身長・皮膚が弱くなるといった影響が出ると言われています。
男性の不妊では、精子や前立腺、男性のホルモンであるテストステロンに亜鉛関与していることから亜鉛不足であれば不妊となります。亜鉛は、精子の形成や発育に重要で亜鉛不足によるED(勃起不全)などがあります。

腸の粘膜が元気でなければ栄養も入らない

亜鉛不足になると腸粘膜の上皮細胞が代謝異常を起こすことにより、胃腸が弱くなってしまいます。腸から食べたものの栄養が吸収されるのですから、その吸収ができなくなれば、カラダの機能が正常に働かなくなってしまいます。

意外と知られていない銅と亜鉛のバランス


銅は、妊娠中には血管の新生、赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素ですが、妊娠する前に銅が過剰であれば、活性酸素の生成を促進しますので、カラダは老化してしまうため妊娠を妨げてしまいます。
子宮内避妊具ではあえて銅製を使います。避妊効果は100%だそうです。
これを考えると銅が多ければ妊娠はできないことがわかります。銅は食事で簡単に摂取できますが、亜鉛は現代の日本人は足りない状況ですからどうしても銅は増えてしまいます。
厚生労働省(平成29年健康調査結果の概要)による摂取量と厚生労働省健康局総務課生活習慣病対策室(日本人の食事摂取基準2010年版)の推奨摂取量を比較すると下記のように亜鉛不足が分かります。

食事以外で銅が増える原因として、ストレス、有害金属、食品添加物、アルコール、農薬、環境ホルモンなどの影響あります。そうすると、亜鉛の吸収が抑制されてしまいます。
銅の働きは、脳の神経伝達物質であるドーパミンをノルアドレナリンに変換するのに欠かせない酵素です。ですから、銅過剰は精神面でも影響を与えます。銅過剰は睡眠障害やうつ症状を引き起こします。
感情が不安定になり、イライラする、攻撃的になる、キレやすくなる、怒りっぽい、不安感、焦燥感、悲観的などといった症状が出てきます。女性はホルモンの関係で思春期、生理前、産後、更年期でも銅過剰になりやすいため、銅亜鉛バランスを調整することをオススメします。

日ごろから亜鉛不足にならなければ穏やかに生活をすることができますので、妊活もスムーズに行えますよ。

血液検査のALPで亜鉛をみてみる

健康診断での血液検査の中にALP(アルカリホスファターゼ)という項目があると思います。健康診断で診るのは、肝臓や骨の病気の時にALPは上がりますので、再検査や治療が行われます。
しかし、分子栄養学的には、このALPで亜鉛不足を推測することができます。
肝炎、胆道系酵素異常、骨粗鬆症、歯周病など様々な要因でALPが上がることがり、亜鉛やマグネシウムが意外と正常値に見えたりすることもあるので、あくまでも参考にしていただければと思います。
ALPは、亜鉛、マグネシウムを補酵素とする酵素で亜鉛とマグネシウムの量を間接的に反映しています。
分子栄養学では、ALPの目安を180とします。ALPが150以下であれば、亜鉛・マグネシウム不足を疑います。
もうひとつお願いをすれば、血液検査の項目で銅と亜鉛を追加してもらうこともできます。
この銅と亜鉛のバランスが1.0であれば理想的となります。

亜鉛を補充する方法

傷や虫刺されなどが治らないな、味覚がおかしいなと思っている方は、亜鉛の補充を考えましょう。
アルコールをたくさん飲む方も亜鉛が減る原因となりますので、飲みすぎには注意が必要です。
亜鉛を多く含む食品としては、カキが有名ですね。それ以外にも、
海産物:エビ、タコ、煮干し、のり、わかめ
肉類:牛肉、豚肉、レバー
その他:ゴマ、納豆、がんもどき、カシューナッツ、黄な粉
できるだけ、コンビニやジャンクフード、ファーストフードを避けてほしいものです。
食事以外で摂るものとしては、亜鉛サプリがあります。
亜鉛は、過剰に摂り過ぎたとしても心配のないサプリです。

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いかがでしたのでしょうか?
亜鉛は妊活するためにとても重要なミネラルですので、日々亜鉛不足にならないよう補充してください。

さらに詳しく学びたい方は是非分子栄養学実践講座の小池アドバンスを受講ください。

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原因がわからない不調がどこから来ているのか、その原因を探るのが分子栄養学です。個体差がありますので、細胞にきちんとエネルギーや栄養が行き届いているのかをカウンセリングして、行き届かない理由を見つけて改善していきます。

不妊の原因は、カラダの中への栄養吸収がうまくいっていないことから妊活している方に役立つ情報を書いています。

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