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不妊の原因はタンパク質不足の食事(=栄養)だった!

この記事の監修ドクター:宮澤医院 宮澤賢史先生

妊活をされている方の多くは、食事に気を使われていますね。

「不妊の原因」、実は分子栄養学の観点からみると、食事から栄養がうまく身体に取り込まれておらず、妊娠できる身体になっていないのかもしれません。

妊活されている人は、一人ひとり皆、違う環境です。日常生活でのストレスや環境によっても大きく影響されます。普通に生活が出来ているけれど、原因不明の疲れ、胃もたれ、集中力がないなど、病院にいくほどではないけれど、何となく調子が悪いということはありませんか?いろいろな面で無理をされていませんか?

この記事では、分子栄養学的に「不妊の原因」の1つであるたんぱく質が身体にどのような影響を与えているのか、たんぱく質不足になる原因と症状、対処法をお伝えします。

「不妊の原因」で何故、食事からのたんぱく質は大切なのか


人間の体の水分は60%ということはご存知の方が多いのではないでしょうか。残りの40%のうち約20%もたんぱく質で作られています。

たんぱく質は、筋肉や臓器、骨・腱、脳、神経、体内のホルモンや酵素、髪、皮膚、爪、免疫物質など材料になるほか、エネルギー源の働きがあります。こうみるとタンパク質は、体の中で必要のないところはないです。

たんぱく質が不足すると免疫力の低下やエネルギー不足で代謝が悪くなるのです。代謝が悪くなれば、体温が下がり、冷え性になり、卵巣の機能も低下し、不妊の原因になります。

たんぱく質は体内のホルモン=男性・女性ホルモンの材料にもなります。ということは、たんぱく質が不足してしまうと不妊や生理不順、無排卵などの原因を引き起こしてしまいます。
こういった理由から、赤ちゃんを妊娠するための健康なカラダづくりにたんぱく質は欠かせないものなのです。

「不妊の原因」を解消するためのたんぱく質の1日摂取量は?

体重50キロの女性の場合、1日に必要なたんぱく質の量は約50gといわれています。必要量は体重1kgに対して1gです。 お肉に含まれているたんぱく質は重量の20%がたんぱく質。100gのお肉だと20g。でも、お肉は焼くと半減して、10%になり、体の中に入ります。そうすると1日に500gのお肉を食べなければならなくなります。
なので、魚や肉、卵、大豆製品などをバランス良く食べることを意識しましょう。

食事からのたんぱく質の栄養を吸収できないわけ


日本人のほとんどは欧米人と比べると、食生活の違いから消化酵素が少なく、胃酸が出にくく、たんぱく質の消化には向いていないため、うまくたんぱく質を吸収出来ていないこともあります。ということはたんぱく質不足となります。
たんぱく質は、分子栄養学的に伝えるととても難しいので、簡単に伝えるとすれば、たんぱく質の分子がとても大きく、小腸でたんぱく質が吸収されるまでにアミノ酸という小さな分子にまで変えなくてはならず、たくさんの段階が必要なのです。

たんぱく質がアミノ酸まで分解されるのは、図のように
①お肉(たんぱく質)を食べる。
②胃の中に入るとペプシノーゲンという消化酵素が出てくる。
③胃酸も出てくる。
④ペプシノーゲンがペプシンという消化酵素に変わる。
⑤腸の中にお肉(たんぱく質)入ってくると、今度は膵臓から消化酵素がやってくる。お肉を切ってペプチドに変える。
⑥小さくなったペプチド1つ1つが腸の粘膜にある消化酵素で、さらに小さい分子のアミノ酸になる。
⑦アミノ酸になったたんぱく質は、門脈を通って肝臓に運ばれる。
⑧肝臓の中でDNAメッセンジャーに合わせてまた違ったたんぱく質になり、身体の一部となる。身体の一部というのは、前述したように筋肉や臓器、骨・腱、脳、神経、体内のホルモンや酵素、髪、皮膚、爪、免疫物質など材料になるほか、エネルギー源にもなる。

また胆汁酸の出が悪くても吸収されません。胆汁酸は消化管で脂肪分を乳化してくれる仕事をしています。
乳化されないと、腸から脂質は吸収されないのです。

たんぱく質が吸収できないとどうなるか、4つの「不妊原因」

腸内環境

こんなにたくさんの段階があって、たくさんたんぱく質を摂っているのに、栄養状態が悪い、胃腸の調子が悪い、胃もたれがある、お腹が張る、便が臭い、便秘があるなどの症状があると、どこかでたんぱく質の分解がうまく働いていないので消化吸収ができません。消化が出来ないということはお肉がそのまま腸に行ってしまうということ。

腸には悪い菌も良い菌も常に混在しています。善玉菌と言われるビフィズス菌が減ると悪玉菌がどんどん増えてきます。そうすると悪玉菌の悪い成分で腸が荒れていき、腸に穴が開いてしまいます。そうすると未消化のたんぱく質が血液の中に入り、血液の中をめぐるようになるとアレルギーなどの症状を引き起こします。腸に穴が開いている状態では、たんぱく質を吸収することもできなくなってしまう、リーキーガット症候群になります。(リーキーガット症候群についての詳しい内容は「リーキーガット症候群(腸漏れ症候群)の食事治療は消化を上げる工夫が必要」をご覧ください。)
腸内環境が悪くなると、自己免疫疾患や化学物質過敏症などを発症しやすくなり、「不妊の原因」になります。

ビタミンB6不足


たんぱく質不足なれば、ビタミンB6不足になります。そのほか、ビタミンB6不足を引き起こすのは腸内の炎症、脂質、アルコール過多でも起きます。
たんぱく質は脳内伝達物質も作ります。脳のビタミンB6濃度は血中の100倍もあり、精神活動に大きな影響を与えます。

① やる気ホルモン
やる気ホルモンが出る【興奮系】の脳内神経伝達物質で、ドーパミンからノルアドレナリン、アドレナリンへといく経路がありストレスや意欲に関するホルモンに関係しています。ドーパミンに行くときにビタミンB6不足だとやる気が起きなくなります。

②幸せホルモン
幸せホルモンにつながる【調整系】のトリプトファン経路では、体内リズムを調整します。「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンは日中に働き、夜になると「睡眠ホルモン」のメラトニンへと変化します。セロトニンは幸せな気分になる、好きなこと、楽しいことをしているときに分泌されるほるホルモンです。

セロトニンが低下すると気分が落ち込み、うつ、強迫神経症、パニックなどの症状が起きます。

セロトニンで止まって、メラトニンが出なくなると、寝汗、悪夢、歯ぎしりなどが起こることで寝つきが悪かったり、眠りが浅くなり、睡眠障害を引き起こします。すると、朝は起きれなくなり、一日中ぼーっとしてしまったりします。

③幸せホルモンを作るナイアシン(ビタミンB3)
トリプトファン経路にはもうひとつあり、セロトニン経路に伝達するのは5%前後であり、残りの多くはキヌレニン経路を使います。ここでは、ビタミンB6以外にも炎症やストレスで代謝が止まり、ナイアシンの合成が低下ししてしまいます。

ナイアシンが低下すると無性にイライラして集中できないといった症状が起きます。

ナイアシンとセロトニンはナイアシンへの経路へ行くほうがセロトニンよりも多いため、ナイアシンが減るとセロトニンの合成を減らし、ナイアシンの合成を増やすので、さらに減少して自律神経のコントロールがうまくいかなくなります。

④リラックス効果のあるGABA
【抑制系】では、GABAでビタミンB6を必要とし、ここで不足をするとイライラやうつ、不安、不眠を引き起こします。

セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンは三大神経伝達物質といわれ、相互に作用しあい、バランスをとっています。ビタミンB6は、神経伝達物質であるセロトニン、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリン、GABAの生合成において欠かせないビタミンです。

このように精神的に不安定だと健康な身体づくりは難しくなることから「不妊の原因」につながります。

解毒

解毒するものをどんどん作るホモシステイン経路というものがありますが、ビタミンB6が足りないと、逆に活性酸素を発生します。活性酸素とは、身体をサビさせてしまうため、体を酸化させ身体機能を低下させます。ということは、卵巣の老化を早め、子宮内膜の状態を悪くしたり、精子や卵子にも影響を与え、質を低下させるので、「不妊の原因」となるのです。

その他

外的要因でもたんぱく質不足となることがあります。それはストレスや運動などで体のたんぱく質が消耗しやすい状態の時です。

たんぱく質を吸収させる方法

胃酸を出すための丈夫な粘膜を作る3つ方法

消化機能である胃の粘膜を丈夫にすることで胃酸を出せるようになります。

①丈夫な粘膜をつくるためには、たんぱく質、ミネラル、ビタミンAが必要
【たんぱく質】良質なものは消化しやすく、たんぱく質としてきちんと入りやすい食べ物なので、積極的に摂ってほしいです。
良質なたんぱく質の食べ物:ハチの巣や豚のガツ、鶏ささみなど

【ミネラル】コラーゲンの合成に必要で、コラーゲンは美肌効果や関節痛などでとても有名ですが、安眠効果や肝臓の毒素排出を助ける働きもあります。そこであまり知られていませんが、腸壁を強化、腸管透過性を改善したり、胃酸の分泌を促し消化を促進するという効果もあるのです。
ミネラルは、主要ミネラル7種類と微量ミネラル9種類に分けられています。
主要ミネラル:カルシウム・リン・カリウム・硫黄・塩素・ナトリウム・マグネシウム
微量ミネラル:亜鉛・銅・マンガン・クロム・ヨウ素・セレン・モリブデン・コバルト
ミネラルの多い食べ物:豆類、野菜、魚肉などあらゆる食品に入っていますので、バランスよく食べることが大切です。
コンビニのお弁当、水煮の野菜を避けてください。お店で食べるなら、生野菜から料理されているところをおススメします。

【ビタミンA】良い粘膜の状態を保つのに必要です。
ビタミンAの多い食べ物:レバー、にんじん、やつめうなぎなど

②リラックス
リラックスして腸を動かすことが大切です。いつも緊張しているとお腹が動かないので、ストレスを溜めないこと、ちゃんと寝ることが大事なのです。
その他にもカフェインやニコチンはお腹の動きを止めてしまうので、控えめにしましょう。

③胃酸を酸性に
胃酸が酸性に保たれていないと働かないため、酢、クエン酸、レモン、梅干しなどを積極的に摂りましょう。
この時、気をつけてほしいのは胃酸を抑制してしまう胃腸薬や重曹は飲まないようにしてください。

消化酵素を出すには

消化酵素の原料はたんぱく質です。消化酵素は膵臓から作られ、たんぱく質の需要が大きい臓器です。消化酵素が少ない日本人。それを知らず、ほとんどの人が胃を休めることなく、食べていることが多いので、消化酵素を常に使っています。消化に負担がかかると他の臓器はたんぱく質を貰えなくなってしまいます。
食べる量を控えめにすることが一番です。

しかし、ミネラル不足から食べたいという衝動にかられて止めることが出来ないと思いますので、サプリを利用するというのも手です。今回はお肉についてお話をしているので、お肉を食べるときに良いサプリをご紹介。Enzymedica社「ダイジェスト・ゴールド」です。

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いかがでしたでしょうか?

たんぱく質の大切さがわかりましたでしょうか?たんぱく質は筋肉を作るのに大切ということで有名ですが、たんぱく質には色々な大切な働きがありました。日本人はお肉が好きで食べている人はかなり多いと思いますが、実際に身体の中に吸収されているかどうかまでは考えたことがなかったのではないでしょうか?
たんぱく質不足では、日常生活で様々な不調を引き起こします。ですから、不妊で悩んでいる方は是非、たんぱく質の取り方を見直して、妊娠できるカラダづくりをしましょう。

「不妊の原因がたんぱく質不足の食事(=栄養)の摂り方」で少しでも参考になることがありましたら幸いです。

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